
奥高尾“もみじ台南巻き道”で見られる「フウ(楓)」。マンサク科フウ属の落葉高木で台湾や中国南部原産。「タイワンフウ(台湾楓)」とも呼ばれている。モミジバフウの葉が掌状に5~7裂するのに対して本種は3裂する。そもそもフウは江戸時代、モミジバフウは大正時代に日本に渡来し街路樹や公園樹として利用されているが、こんな山奥に5~6株の高木が群落を作っているのが不思議でならない。ここから少し離れた一丁平手前のメインの登山道脇にはもう1株ある。何十年も前に野鳥が麓で食べた種子がここに運ばれ長い時を経て育ったのかも知れない。